浜松・大栄湯
現況:廃業し、駐車場になっている。
浜松市中区野口町219
開業 1927年(昭和2年)
竣工 不詳
設計 不詳
施工 不詳
撮影 2006年
2010年末に廃業し、建物も撤去された。
このあたりは戦災で焼けているので、戦後の建物と思われる。
1936年(昭和11年)に発行された『浜松市商工人名録』には当時の浜松浴場組合の会員名簿が掲載されている.
それによれば、同年2月現在、市内には63軒の公衆浴場(銭湯)があり、大栄湯も野口町唯一の風呂屋として掲載されている。
また戦後の昭和25年の資料によれば32軒あったが、平成13年頃には、8軒まで激減している。
現在はさらに減り、旧浜松市内には、サウナやスーパー銭湯を除けば、ふつうの銭湯はわずか2軒(大工町の巴湯と曳馬のみよし湯)が残っているだけのようだ。この10年で4分の1に減ったことになる。
参考Web:『トーキョーワッショイ』http://tkyw.jp/archives/2260974.html
『POM湯けむり部会報告』
これらのwebサイトでは今はなき「大栄湯」などの貴重な体験レポートを見ることができます。